被災地支援事業

熊本地震被災者支援 障害者支援団体の拠点整備に700万円助成(2016年09月)

 IMG_8805.JPG熊本地震被災者支援事業として、地震で被災した障害者を支援する目的で設立された一般社団法人「障害者がともに暮らせる地域創生館」(東俊裕・代表理事)に約700万円を助成しました。継続的な支援活動を行うため、益城町に活動拠点となる事務所を構えたいということで、認定NPO法人「ゆめ風基金」(大阪市)とともに建設費などを拠出しました。プレハブの事務所は年内にも完成するそうです。
 同県内では地震後の今年4月下旬、障害者団体や福祉団体が「被災地障害者センターくまもと」を組織し、被災した障害者宅の片付けや、行政手続きの支援などに取り組んできました。これまでに約400人から支援の要請や相談があり、センターを通じて延べ約2000~3000人のボランティアが活動してきました=写真上=。自身も車いすで生活する障害者で、センターの事務局長を務める東さん=写真下、左から2人目が東さん=を中心に、恒久的に福祉サービスを提供できる態勢づくりを模索した結果、法人を設立して被害が甚大だった益城町に拠点を構えることになりました。7月には一般社団法人を新たに立ち上げました。
 活動拠点は、益城町寺迫の民有地を借り、年内に事務所用のプレハブを建設。ボランティアが寝泊りできるスペースも設け、完成後は、熊本市東区にあるセンターの事務所も同じ場所に移転するそうです。建設費はゆめ風基金が2000万円を出してくれることになりましたが、民有地にある地震で倒壊した家屋の解体費用などが必要になり、当事業団が約700万円を拠出することにしました。
 IMG_8782.JPG東さんは「被災地で孤立している障害者を掘り起こし、ニーズに継続して応えていけるような態勢を整えたい」と話しています。
 今回助成した700万円は、熊本地震の被災者に送る義援金の受け付けを6月で締め切った後、被災地の福祉施設や支援団体を助成するために呼び掛けた寄付金です。すでに熊本市内で行われた遊び場イベントに30万円を助成しており、今回が支援事業第二弾になります。ゆめ風基金は被災した障害者を支援する団体で、2011年には読売福祉文化賞を受賞しています。