被災地支援事業

今年も福島市の3児童養護施設にリフレッシュ旅行費を助成(2015年11月)

 福島第一原発事故の影響で福島県では、事故から4年半以上が経過した今も遊び場所を制約されている子どもたちが少なくありません。ストレスや肥満などの問題も指摘されています。中でも親族のサポートがない児童養護施設の子どもたちは旅行などでリフレッシュする機会が少ないとされています。事業団は昨年度、福島市内の3児童養護施設の子どもたちを対象にリフレッシュ旅行費を助成しましたが、今旅行青葉学園.jpg年度も同じ3施設に助成しました。
 助成したのは、福島愛育園、アイリス学園、青葉学園の3施設。助成額は、1人当たり上限2万5000円としました。旅行先や日程は各施設で自由に選べるようにし、計画の作成や手配には、読売旅行郡山営業所が協力しました。3施設とも7、8月を中心に旅行を計画し、9月末までにほとんどが終えました。かかった費用は約480万円でした。

 青葉学園は、これまでほぼ全員で同じ場所に行っていましたが、今年度は生活集団である10人ほどの小グループでそれぞれが希望する場所に出かけました。計画段階から子どもたちの意見も取り入れたため、皆、意欲的に協力してくれたそうです。職員を含む計64人が7グループに分かれ、新幹線を利用して仙台市の八木山動物園や栃木県の那須どうぶつ王国などに出かけ、動物を触れ合ったりしました。横浜市の八景島シーパラダイスにまで足を伸ばしたグループもありました。
 学園からは「今回の旅行での経験がきっと子どもたちの胸に刻まれ、日々の生活や将来の自立に向けた活力になったと思います。ご支援ありがとうございました」とのお礼のお便り=写真右=をいただきました。
                           

 このほか、福島愛育園は、職員を含め95人がそろって8月上旬にバス3台に分乗し、東京ディズニーランドやディズニーシーへ。アイリス学園は、昨年度同様、グループに分かれて那須高原やいわき湯本温泉などを訪れました。6グループ計52人が終わり、2グループが冬休みでの旅行を予定しています。    

旅行トラの子.jpg   旅行岩魚 .jpg

 トラの赤ちゃんと戯れる子どもたち(那須どうぶつ王国で)     自分で釣った魚を焼いて、美味しそうにほおばる子どもたち(那須で)