被災地支援事業

復興支援の奨学金 仙台で被災高校生6人の採用式(2016年03月)

 東日本大震災で被災し、進学が経済的に困難な高校生を支援する「読売光と愛・復興支援大学等奨学金」(読売新聞社後援、ウエルシア薬局協賛)の第4期奨学生6人の採用式が3月23日、仙台市青葉区の読売新聞東北総局で行われました。
 奨学生は岩手県1人(大槌町)、宮城県4人(仙台市、東松島市、七ヶ浜町、南三陸町)、福島県1人(相馬市)。内定段階では岩手県の生徒が2人でしたが、男子生徒1人が辞退したため、宮城県が4人に増えました。
 

 6人は事業団の三沢明彦理事から認定証を手渡され=写真下=、「被災地の復興のために若い力が必要です。頑張って勉強してください」と激励されました。いずれも山形大学など東北地方の大学や専門学校などに今春入学し、卒業まで毎月5万円(返済不要)が支給されます。

復興認定証福島jpg.jpg復興集合写真.jpg
 読売新聞の取材に対し、家業の農業を継ぐため農業短期大学校で学ぶ相馬市の女子高校生(18)は「田園風景を地元の南相馬に取り戻すため、災害に強い農作物について勉強したい」と話し、仙台市内の看護師専門学校で学ぶ七ヶ浜町の女子高校生(18)は「震災直後、避難所生活をしたとき、看護師さんが優しく声をかけてくれて安心できた。自分が支援する側になりたい」と語りました。保育士を目指し、岩手県内の専門学校で学ぶ大槌町の女子高校生(18)は「職場体験実習でふれあった保育園児の笑顔が忘れられない。被災地の子どもたちを元気で明るく育てる先生になりたい」と抱負を語りました。
 採用式の後は、近くのレストランで先輩の奨学生6人と合流し、食事をしながら学生生活やアルバイトなどについて、励ましの言葉やアドバイスを受けました。

復興昼食会ひき.jpg復興昼食会2.jpg
 事業団は今年も奨学生の公募を行う予定です。