被災地支援事業

復興奨学生の遠藤さん NZで農業研修(2017年04月)

 復興支援大学等奨学生で、昨年度に福島県の農業短期大学校に進学し、農業を学んでいる遠藤亜美さんから、今年3月に参加したニュージーランドの海外研修について報告が届きました。

 「3月18日から24日の7日間、私はニュージーランドに、海外農業研修に行ってきました。 1日目と2日目は移動日でした。出発時刻14時40分になっても飛行機が来ないハプニングがあり旅行先の日程がずれるという経験の出来ない体験をしました。10時間30分、飛行機に乗り、オークランド空港に着いた時は夏のような熱い気候でした。

 3日目、マタマタでパプリカに農薬などを使わずに大型施設栽培を行っている農家を訪問しました。持続可能な農業をするために農薬を使わず、その代わりに病害虫対策として天敵を施設内などに放していました。肥料も化学合成した物は使わず、海草や家畜の糞尿などを液肥に混ぜ込んだものをメインに使用していました。また、フィジョーという南米が原産で2ヶ月間しか収穫できないフルーツも栽培していました。味は、人それぞれ違うらしく、バナナ、キウイ、スイカなどの味に感じるそうです。私も食べましたが、石鹸のような味がしました。

 4日目、ネーピアでジャズとエンビーという2種類のリンゴを栽培している果樹農家に行きました。収穫時期と重なってしまい忙しい中、視察を受け入れてくれました。エンビーは果実の赤色の割合が75%以上あり、1つ260g以上がないと日本に輸出してはならない厳しい基準がありました。

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 見学先でリンゴをほうばる遠藤さん(右端)たち研修生

 5日目、タウポ観光日でした。一緒に行った仲間は、バンジージャンプをしていました。泊まったホテルでは、夕食後、マオリ族の民族舞踊=写真下=体験しました。お土産では、有名なマヌカハニーを買うことが出来ました。

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 6日目、切り花農家に移動中、乗っていたバスが故障し、一時外で待機をすることになりました。この日は5つ星のホテルに宿泊しました。

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 7日目、朝早くからバスに乗り空港に移動し帰国しました。

  今回行った研修先のほとんどが大規模で、 環境にやさしい農業を栽培方法で行っており、私も真似したいと思ったところは日本でも実践したいと思いました。日本であまり見ることのない道路の脇に放牧地があり、自然がより近くに感じられた国でした。短い研修でしたが日本では体験が出来ない事が色々あり、ニュージーランドの人の温かさがたくさん感じられた、内容の濃い研修になりました」