光と愛・郡司奨学基金

児童養護施設から進学の奨学生11人 東京で採用式(2016年03月)

 全国の児童養護施設などから大学や専門学校への進学をめざす生徒に、学費を助成する読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金は、2016年度進学の第18回奨学生11人が決まり、3月24日に読売新聞東京本社で採用式・交流会が開かれました。

 応募者は90人。選ばれた11人の内訳は、大学7人、短大2人、専門学校2人)で、地域ごとでは東北地方2人、首都圏6人、中部地方2人、中国地方1人でした。将来の志望は、教員、看護師、建築士、研究者、カフェオーナーなど様々で、4月から大学や専門学校に進学し、それぞれの志望をかなえるための勉学に取り組みます。助成金は返済の必要がなく、授業料を中心に年間最大50万円です。

 今回は大学進学者が例年になく多くを占め、中には国立大学の地球環境学科に進学後にカナダへの留学を目指す男子生徒や、中国地方の国立大学で哲学を学ぶという女子生徒もおり、学習意欲が旺盛です。
 
 奨学生は、採用式で三沢明彦理事から認定証を手渡され、「みなさんを応援してくれる人がいっぱいいることを忘れず、夢をかなえてください」と激励を受けました。また、来賓として出席した、理事の野村吉太郎弁護士は奨学基金の由来を説明、作文の審査をした作家の太田治子さんからは「世の中には意地悪な人ばかりではない。必ず助けにくれる人がいるから、頑張ってください」と言葉をかけられました。

 

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                                                                                            採用式で自己紹介する奨学生ら                 

 式の後は32階レストランで高層ビル群の眺望を楽しみながら食事をし、「海外旅行に行ってみたい」「一緒に勉強できるような友達をつくりたい」などと将来の夢を話していました。それから近くの皇居東御苑まで足を延ばし、満開の早咲きの桜を眺めたり、天主台で記念撮影をしたりして東京の春を楽しんでいました。

 

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事業団では今年度、基金を増額し、今後も恵まれない子どもたちの奨学金事業を続けます。皆様のご寄付に感謝いたします。