事業報告

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こどもの福祉


全国児童養護施設協議会から感謝状 奨学金支給の取り組みに

 事業団の長年にわたる児童養護施設の子どもたちに対する奨学金支給事業の取り組みに対し、全国児童養護施設協議会から、感謝状をいただきました。11月15日に東京都新宿区の京王プラザホテルで開催された全国児童養護施設長研究協議会の開会式で、北沢巌・福祉助成部長が同協議会の藤野興一会長=写真左=から感謝状を受け取りました。この日は雨宮児童福祉財団など6団体も表彰されました。

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 感謝状はこちらから.pdf

(2016年11月)

復興支援奨学金 募集最後の5期生に被災地の6人内定 

 東日本大震災で被災し、進学が経済的に困難になった高校生を支援する「読売光と愛・復興支援大学等奨学金」(読売新聞社後援、ウエルシア薬局協賛)の第5期奨学生に、6人が内定しました。在籍する高校別では、岩手県が3人(宮古市、大船渡市)、宮城県が3人(仙台市、石巻市、南三陸町)、男女は男性2人、女性4人でした。
6人は、宮城、岩手両県にある大学や専門学校を志望しており、来春の進学後、毎月5万円(返済不要)が卒業まで支給されます。卒業後は、中学教諭(体育)、建設会社の設計士、小学校教諭、幼稚園教諭、パティシエ、医療事務の仕事をそれぞれ目指し、被災地の復興に寄与・貢献したいと考えています。
 募集最後となる今回は、岩手、宮城両県の17人から応募がありました。当初5人程度の内定を想定していましたが、2年制の専門学校を志望している生徒が2人いたため、内定者を増やしました。来年度以降、募集はありませんが、来春入学する奨学生への支給は4年間続きます。多くの被災生徒に奨学金が支給できるよう寄付にご協力をお願いします。支給には読売新聞「大学の実力」取材班の協力も得ています。


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 内定者で、岩手県下閉伊郡内から同県宮古市内の高校に通う女子生徒の自宅は津波のために流出し、生徒は仮設住宅で3年間暮らした経験があります。将来は、製菓の専門学校に進学してパティシエとなり、地元でケーキ屋を開くのが目標です。生徒が暮らす町には商店街で一番人気のケーキ屋がありましたが、被災してなくなり、地元にケーキ屋が一軒もないそうです。そのケーキ屋にはいつも大勢の人が集まり、地域の交流の場所にもなっていました。生徒は地元が少しずつ復興はしているものの、商店街にはかつての活気がなく、若い人が働く姿が見られないと常々感じており、自分がケーキ屋を開くことで少しでも商店街に活気を取り戻したいと願っています。応募作文では「被災地はいつまでも被災地ではいられません。自分たちの力で、一歩一歩進んでいくためにも、まずは復興のために、町が活性化するように、いろいろな種類の店を開くことも必要だと考えます」と決意を語ってくれました。

 

 復興支援に取り組む1期生からボールペン届く

 1期生で、岩手県立大学に通う福士成佳さんから、事業団におしゃれなボールペン=写真=が届きました。2年生から所属している学内の復興支援団体「しまもぐプロジェクト」が1本200円で販売しているもので、収益の一部は被災地に寄付されます。ペン奨学生.jpg福士さんは副代表として、蛍光ペンの開発に取り組んでいるそうで、10月末の学園祭で販売が始まったそうです。同封の近況報告には「残り半年、悔いのないように様々なことに取り組みたい」と意欲を見せていました。福士さんは岩手県内の自治体への就職が決まりました。

(2016年10月)

読売・郡司奨学基金受給生 申請は締め切りました

 全国の児童養護施設の在籍者などを対象に来春、大学、短大、専門学校への進学を目指す奨学生の今年度の募集は締め切りました。

 郡司ひさゑさんから寄託された「読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金」が原資で、今回で19回目。審査は主に応募作文でします。今年度は、計8人程度に卒業までの毎年、授業料(前年度比10万円増の上限60万円)を無償で助成します。締め切りは10月15日。詳しくは募集要項をお読みください。問い合わせは、同事業団の郡司奨学金係(03・3217・3473)へ。

 募集要項はこちら.pdfから

 本人申請書はこちら.pdfから、施設申請書はこちら.pdfから

 作文用紙はこちら.xlsx
 

(2016年10月)

第5期復興支援奨学生の募集は締め切りました

 読売光と愛の事業団は、東日本大震災に被災し、進学が経済的に困難な高校生を支援する「読売光と愛・復興支援大学等奨学金」(読売新聞社後援、ウエルシア薬局協賛)の奨学生を募集していましたが、8月末で締め切りました。
 震災時に岩手、宮城、福島3県のいずれかに居住し、青森、秋田、山形を含めた東北6県に立地する大学、専門学校に来春進学することなどが条件で、卒業まで毎月5万円を無償給付します。読売新聞「大学の実力」取材班が運営協力をします。
 
 復興支援奨学生の募集に関する問い合わせ先:読売光と愛の事業団奨学金担当 03-3217-3473
 
 ※下記掲載の募集要項を参照し、在籍高校を通じて必要書類を事業団まで郵送してください。

 1)2016年度 復興支援奨学生募集要項.doc  
 2)2016年度 復興支援 奨学生申請書.pdf
 3)2016年度  高校長推薦書.pdf

 


 

(2016年08月)

学びたい子どもたちに支援を

 4月になり、各地で大学などの入学式が行われています。読売光と愛の事業団は、援助を必要としている子どもたちの進学などを支援する「読売こども支援寄金」へのご寄付を受け付けています。
 ご寄付は、児童養護施設で暮らす高校生の大学などへの進学を支援する「光と愛・郡司ひさゑ奨学金」、東日本大震災に被災して進学が経済的に困難になった高校生を支援する「光と愛・復興支援大学等奨学金」などに充てます。今年度も皆様のご支援、よろしくお願いします。
 

(2016年04月)

施設出身の元プロボクサー坂本さんを描いた漫画の発行を支援 

 児童養護施設出身で、東洋太平洋ライト級王者となった元プロボクサーの坂本博之さん(45)の自伝漫画の発行準備が進められています。事業費300万円のうち20万円を事業団が助成することにしました。
 タイトルは「平成のあしたのジョー 坂本博之物語」。坂本さんのほか、自身も児童養護施設出身で、退所後の支援活動をしているNPO法人「NGOフク21ふらっとホーム」(東京都千代田区)の福田茂雄代表(70)らが、「頑張ればいろいろな分野で活躍できる」という児童へのメッセージになるはずと企画しました。
 坂本さんは幼少時に両親が離婚。小学2年で福岡市内の児童養護施設に預けられました。施設のテレビで見たボクシングに憧れ、高校卒業後間もなくプロデビューし、22歳で日本王者となり、「平成のKOキング」とも呼ばれました。2007年の引退後は、全国の児童養護施設を訪問し、ボクシングを通して子どもたちを勇気づける活動をしています。
 漫画は、福田さんらが坂本さんにインタビューした内容をもとに描かれ、タイトルの一部「あしたのジョー」は、講談社を通じ、作画したちばてつや氏らの了解も得たそうです。8話で構成され、240ページ。来年春に800円で発売を予定しています。1話「心も体も飢えていた幼少時代」の要約版1000部が11月15日から都内で開催された全国児童養護施設長研究協議会の東京大会で参加者に配布されました。
 福田さんは、「今後も施設の出身で活躍している人にインタビューを続け、子どもたちに生きる力と勇気を与えるようなメッセージ集として発行したい」と話しています。

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(2016年11月)

今年も児童養護施設の子どもたちを巨人戦に招待

 読売巨人軍と読売巨人軍選手会が社会貢献活動の一環として、福祉施設などで暮らす人たちを東京ドームで行う巨人戦に招待する「ドリームボックス」。今シーズンも事業団として協力することになり、主に東京都内の児童養護施設で暮らす子どもたち計58人(引率職員含む)を3試合に招待しています。
 7月31日に行われた対東京ヤクルト戦に招待したのは、練馬区の錦華学院の10人と、目黒区の目黒若葉寮の8人の計18人。巨人軍が内野指定席のチケットを提供し、事業団はお弁当やお茶を用意しました。
 子どもたちは応援団と一緒に声援を送ったり、得点が入るたびにオレンジ色のタオルを振ったりして、観戦を大いに楽しんでいました=写真下=。試合後は、グラウンドに案内してもらい、人工芝の感触を楽しみながら、ジャビット君と記念撮影をしました。

 目黒若葉寮の引率職員は「巨人が大勝し、子どもも大人も大喜びでした。小学生は、夏休みの宿題の絵日記に今日のことを描こうと言っていました」と話していました。

       巨人戦錦華1.jpg巨人戦錦華2.jpg         

 

 目黒若葉寮からは子どもたちのお礼の手紙=写真下=をいただきました。夏休みのいい思い出になったようです。

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 これ以外の招待試合と施設は次の通りです。
▽8月21日 巨人vs阪神 ベトレヘム学園(8人、清瀬市)、東京愛育苑金町学園(7人、葛飾区)、あいの実(5人、埼玉県日高市)
▽9月11日 巨人vs広島 東京家庭学校(20人、杉並区)
 

(2016年07月)

第4期「復興支援奨学生」応募受付終了しました

 東日本大震災で被災し、大学進学が経済的に困難な高校生を対象とする「読売光と愛・復興支援大学等奨学金」(読売新聞社後援、ウエルシア薬局協賛)の第4期奨学生を募集していましたが、8月31日で応募受付を終了しました。

 応募資格は、震災時に岩手、宮城、福島の3県のいずれかに居住し、青森、秋田、山形を加えた東北6県に立地する大学、専門学校に来春進学することなどで、被災地の将来を担う若者を支援します。
 卒業まで、毎月5万円(返済不要)を支給します。読売新聞「大学の実力」取材班が運営協力します。

 奨学金の募集要項、申請書類はこちらからダウンロードできます。
     募集要項(PDFファイル)はこちらから
     奨学金申請書(PDFファイル)はこちら
     高校長推薦書(PDFファイル)はこちら

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(2015年09月)

北九州で施設の卒園者に腕時計プレゼント

 写北九州祝う会.jpg北九州市内の児童養護施設を今春卒園する高校3年生25人の門出を祝う会が2月12日、同市小倉北区のホテルで開かれました。
 施設の子どもたちを自宅に預かるなどのボランティアに取り組む「北九州市一日里親の会」が主催し、事業団が助成している行事で、市内6か所の施設から職員や生徒ら関係者約90人が出席しました。
 あいさつでは同会の宇津定七会長が「これから楽しいことだけでなく、つらいこともあるだろう。1人で抱え込まないでほしい。皆さんは1人ではない」と激励。事業団は記念の腕時計を全員に贈りました。
 生徒たちは、一人ひとりが卒園後の進路や夢を披露し、「仕事で社会に貢献したい」「勉強して看護師になりたい」などと抱負を語りました。代表してお礼の言葉を述べた男子生徒は「13年間を施設で暮らし、多くの人の支えで今がある。仕事を頑張りたい」と話しました。
 

(2015年03月)

虐待防止に母親支援のMY TREE プログラム

 児童養護施設の退所者などのアフターケア相談所「ゆずりは」(東京都小金井市)は、読売光と愛の事業団・こども支援基金の助成により、子どもに手をあげたり、無視してしまったりする母親の相談に乗り、気持ちをコントロールする方法を教える「MY TREE(マイツリー)ペアレンツ・プログラム」を首都圏の母親を対象に実施しています。4か月間、13回のプログラムをやりとげた参加者からは、「自分と向き合う時間が持て、子どもへの暴言・暴力をやめることができた」「怒りの原因に気づき、子どもをいとおしく思えるようになった」など感謝や喜びの声があがっています。

 児童虐待が大きな社会問題になっていますが、虐待してしまう親へのケアが大切なことに着目し、「ゆずりは」は2013年から、10人程度の小集団で子育てに関する悩みや不安を語り合い、みんなで支えあいながら、子どもへの気持ちの伝え方や、怒りをコントロールする方法を学ぶ心理教育的プログラムを始めました。米国在住の森田ゆり氏によって開発され、木や太陽からも生命力をもらうイメージで進められるのが特徴で、感情や身体、理性、魂などすべてに働きかけます。

 参加者は、20代から40代ぐらいの母親で、子ども時代に不適切に養育されたり、夫や義母との関係が悪かったりで、心の傷やストレスを抱えている人が目立ちます。変わりたいという同じ志を持った仲間と会を重ねるうちに、自分の気持ちを素直に出し、怒りの裏に潜む心の傷や行動の間違いに気づき、リフレッシュし、自分自身や子ども、その他の人たちも尊重できるように変わっていきます。
 「ゆずりは」の高橋亜美代表は「子どもは、手を上げる母親に変わって欲しいと願っていますが、プログラムの実践を通し、母親には変われる潜在的な力があり、実際こんなに変われるんだと、身を持って感じています」と話しています。

2015年のマイツリー・プログラムは、9月から都内で開始の予定です。
問い合わせは、ゆずりは(電話042-315-6738)へ

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復興支援大学等奨学生に被災地の9人が決まりました

 東日本大震災で被災し、進学が経済的に困難になった高校生を支援する「読売光と愛・復興支援大学等奨学金」(読売新聞社後援)の奨学生に9人が決まり、3月19日、読売新聞東京本社で採用式が行われました。岩手県が5人(釜石市、大船渡市、陸前高田市、山田町、大槌町各1人)、宮城県が3人(石巻市2人、仙台市1人)、福島県が1人(相馬市)です。

 9人は、岩手、宮城、福島の3県にある大学や専門学校に4月から入学、毎月5万円(返済不要)が卒業まで支給されます。卒業後は、薬剤師、教師、社会福祉士、管理栄養士、公務員などになって、被災地の復興に貢献することを目指します。

 奨学生の1人で、岩手県大船渡市の三上佳奈子さんは「全国の心ある方々の支援で大学に通えることを常に感謝し、将来は薬剤師となって地元の医療に貢献したい」と語りました。


 読売光と愛の事業団は、読売新聞「大学の実力」取材班の協力を得て、新年度も奨学生を公募します。

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読売新聞東京本社で行われた採用式
 

(2013年03月)

被災児童励ますキャンプ 今夏も開催

 読売光と愛の事業団が後援している「のんびり遊ぼう~ニコニコキャンプ!!」が今年も8月上旬、栃木県那須塩原市のボーイスカウト日本連盟那須野営場で開かれました。東日本大震災で被災したり肉親や友人を亡くしたりした子どもの成長を支援しようと、「子どもの心と身体の成長支援ネットワーク」が企画・開催しているもので、福島県相馬市の小学生49人が、約50人のボランティアスタッフとともに参加しました。

 子どもたちは、緑豊かなキャンプ場内で3泊4日の期間中、野外料理や水鉄砲づくり、絵本作家・きたむらさとしさんたちの指導によるお面づくり、スタンプラリー、キャンプファイヤーなど数々のイベントを楽しみました。また今回は、子どもたちが被災者を支援する側に回るプログラムとして、被災地に贈るため間伐材で作った積み木の表面を、サンドペーパー(紙やすり)で磨く作業にも取り組みました。

 今年度第2回目のキャンプは10月下旬、現在も仮設住宅などで暮らす相馬市の親子を福島県猪苗代町の「磐梯青少年自然の家」に招き、1泊2日の日程で開く予定です。当事業団は、被災者支援のため皆さまからお寄せいただいた寄付をもとに、キャンプ運営費として毎年300万円を助成しています。

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水鉄砲作りに挑戦する子どもたち

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完成した水鉄砲でおおはしゃぎ

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それぞれのお面を披露する子どもたち

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みんなで心を込めて積み木を磨きました

 

(2012年09月)

被災児童の支援キャンプを新年度も後援します

 東日本大震災で肉親や友人を亡くした子どもたちの癒しとリフレッシュを図るため、「子どもの心と身体の成長支援ネットワーク」が開いている転地療養キャンプ「~のんびり遊ぼう~ニコニコキャンプ!!」を、新年度も後援します。

 支援ネットワークは、震災発生後の昨年4月、恩賜財団母子愛育会、ボーイスカウト日本連盟、ガールスカウト日本連盟、日本YWCA同盟、日本YMCA同盟、日本キャンプ協会などが共同で設立。小児科医、児童精神科医、臨床心理士、心理カウンセラーなど幅広い分野の専門家の協力を得て、初年度は福島県相馬市の被災児童を対象に、2泊3日~3泊4日のキャンプを静岡県御殿場市や栃木県那須塩原市で3回にわたって開催し、計約130人の子どもたちが参加しました。

 今後数年間にわたって、同様のキャンプを年3回程度開催するほか、新たな事業も検討しています。当事業団は初年度、運営資金の一部として300万円を助成するとともに、企業・団体ならびに一般からの寄付協力を呼びかけました。2年目となる2012年度も300万円を助成します。活動趣旨にご賛同いただき、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。なお、昨年8月に開催された第1回ニコニコキャンプの様子は、このホームページの「子どもの福祉」の中で紹介しています。


★ニコニコキャンプ支援のご寄付は★
 このホームページの「寄付のご案内」の中で、複数の「ご寄付の方法」を案内しています。いずれかの方法で、「ニコニコキャンプ支援」と使途を明記の上、ご寄付をお願いします。寄付いただいた方のお名前(団体名など)と寄付金額は、読売新聞の地域版に掲載させていただきます。


キャンプ関連サイトはこちら
 愛育病院
 フェイスブックhttp://www.facebook.com/childrenheartandbody
 

(2012年03月)

自立援助ホームのコンクール作品集を刊行

 自立援助ホームから社会的自立を目指す子どもたちを対象に作品を募った自立援助ホーム創作コンクールの応募作品が冊子になりました。児童養護にご理解、関心がある方に贈呈します。希望者は、送料として一冊140円分の切手を同封し、郵送で「読売光と愛の事業団・児童係」(〒104-8243 東京都中央区銀座6-17-1、電話03-6226-7633)へお申し込み下さい。

 「わたしの夢」と題された冊子は、自分の将来の夢や志望をつづったコンクール応募作品の中から20点を収録し、関係者のアピールや審査員評も入れて63ページのA5判。生い立ちのハンディに負けず、施設職員や運転手、ネイリストや歌手などになることを夢見て頑張っている子どもたちの思いが作文や詩につづられています。どの作品からも、傷ついた自分の体験などを乗り越え、周囲の支援に感謝しつつ、精一杯、力強く生きようとする若者の心情がストレートに伝わってきます。

自立援助ホームは、家庭の支援を受けられない15歳から20歳までの子どもたちが暮らし、働きながら将来の自立をめざして準備をしている定員5、6人程度の小規模児童福祉施設で、全国に72か所あります。

 
 

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刊行された自立援助ホーム創作コンクールの作品集

(2012年03月)

被災児童励ますキャンプ 那須で開催

 東日本大震災で被災した児童のリフレッシュを図る「のんびり遊ぼう~ニコニコキャンプ!!」が、8月1日から4日まで、栃木県那須塩原市のボーイスカウト日本連盟那須野営場で開かれました。4月に設立された「子どもの心と身体の成長支援ネットワーク」が企画し、初回は、福島県相馬市の中村第二小学校、磯部小学校、駒ヶ嶺小学校の計72人が、約50人のボランティアとともに参加しました。

 相馬市から観光バス2台で現地に着いた子どもたちは、9班に分かれてまず班旗を作成。緑豊かなキャンプ場内で3泊4日の期間中、昼間はオリエンテーリング、スタンプラリー、お絵かき会やランチパーティ、夜は花火大会、キャンプファイヤーや星を見る会、屋内では楽器づくりや積み木大会、絵本の読み聞かせ会など、数々のイベントを楽しみました。

 最終日4日は、バイオリニストの葉加瀬太郎さんと仲間たちがボランティアで駆けつけ、ミニコンサートを開きました。葉加瀬さん作曲のドキュメンタリー番組「情熱大国」のテーマソングを手始めに、「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」、ドラマ「てっぱん」のテーマ曲「ひまわり」、「おもちゃのチャチャチャ」、「マルモのおきて」の主題歌「マルマルモリモリ!」などを次々に演奏。子どもたちは、自ら作った楽器を鳴らしたり、一緒に歌ったり、時に踊ったりと心から楽しそうでした。

 第2回ニコニコキャンプは、相馬市の児童を対象に8月16日から同野営場で、第3回は来春、被災した幼児と母親を都内に招いて開く予定です。当事業団は、キャンプ継続のため一般からの寄付をお願いするとともに、今年度の運営費の一部300万円を助成するなど後援しています。
 

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オリエンテーリングを前に説明を受ける子供たち

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葉加瀬さんのヴァイオリン演奏に聴き入る子供たち

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休み時間にはシャボン玉を楽しみました

 

(2011年08月)

児童養護施設の卒園生を激励 北九州で「祝う会」

 今春、北九州市内の6か所の児童養護施設を卒園する高校生を励ます「旅立ちを祝う会」が、同市内のホテルで開かれました。
 児童養護施設から巣立っていく子供たちのために、北九州市一日里親の会が毎年開いています。今年は卒園生28人のほか、里親の会会員、施設職員や児童福祉司ら約70人が出席して門出を祝いました。
 記念品として読売光と愛の事業団から腕時計、同市印章業組合連合会からは印鑑がそれぞれ贈られた後、卒園生が1人ずつ自己紹介と就職、進学の抱負を述べました。
 事業団では児童養護施設を卒園した高校生を対象に、進学先の大学や専門学校の学費を助成する「読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金」を運営しています。 

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卒園生を激励した「旅立ちを祝う会」

(2011年02月)

光と愛・郡司奨学基金

 事業団では、養護施設児童の進学を支援する読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金を運営しています。

読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金へはこちらから


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