児童養護施設で高校を卒業し、社会へ出る子どもたちの自立を応援するセミナー「巣立ちプロジェクト」を修了した高校生37人がちょっぴり自信をつけ、この春、笑顔で社会に巣立って行きました。
NPO法人「ブリッジ・フォー・スマイル」(東京・大手町、林恵子代表)が主催し、事業団などが後援。東京、神奈川、埼玉の3拠点で、半年間開かれた全6回の講習会で学んだ19か所の児童養護施設の子どもたちで、「知ってトクする未来設計」「しっかりさんの健康生活」一などをテーマに、社会に出て独り立ちするのに必要なスキルをロールプレーなども交えて身に付けました。
セミナーを支えるのは首都圏の20-30歳代の社会人ボランティアたちで、希望する高校生には、セミナーとは別にマンツーマンでも進路相談などに乗ってきました。セミナーは5回目とあって内容も充実、はじめは恥ずかしがっていた子どもたちも最終回には一人ずつスピーチに立ち、新生活の夢をしっかり語っていました。

(写真は、)巣立ちセミナーで料理作りに取り組む高校生たち
「ブリッジ・フォー・スマイル」のホームページはこちらから
児童養護施設出身の若者らが運営するNPO法人「日向ぼっこ」では、高校卒業資格認定試験など社会的自立のための資格取得に向けた学習会の参加者を募っています。児童養護施設、自立援助ホームなどの児童福祉施設の退所者や里親家庭で生活している人(していた人)を対象に、新たな学校入学などの再チャレンジを応援するもので、読売光と愛の事業団が後援しています。
学習会は、日向ぼっこがサロンを開いている東京都文京区湯島のビル3階で開催。日向ぼっこのメンバーが希望者の相談に乗り、高卒資格取得や学校受験準備などの計画を立てたり、必要な学習を手助けしたりして支援していきます。学習時間は、利用者の都合に合わせて、サロン開設の時間内で対応します。現在は高卒資格取得試験のほか、介護の学校に入学したいという人などが学んでいます。学習会の参加費は無料で、必要な参考書を準備するほか、食事を提供、交通費の一部も補助しています。
日向ぼっこは、児童施設や里親家庭で育った若者が社会的に孤立しないよう、仲間と気軽に話し合ったり、遊んだりして元気になれる居場所を設けようと07年春にサロンをオープン。みんなで食事を作って食べたり、音楽やゲームを楽しんだりするスペースがあり、子どもの社会的養護の環境改善をめざし、談会や勉強会も随時開いています。サロン開設は、毎週月、火、木、金、土曜日の午後4時―9時、日曜日は午前11時―午後5時。こちらの参加も歓迎しています。活動に賛同・協力してくれる支援者、賛助会員(個人・団体)も募集しています。問い合わせは日向ぼっこへ。
★電話:03-5684-0977 ★メール:hinatabokko2006@gmail.com
日向ぼっこのサロンで開かれている学習会>
事業団では、養護施設児童の進学を支援する読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金を運営しています。
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