事務局より

新年度事業費9800万円 東日本大震災支援に3934万円(2016年05月)

  読売光と愛の事業団の理事会および評議員会が3月下旬に開かれ、総額9800万円の2016年度事業計画が決まりました。事業費は東日本大震災の被災地支援事業が減ったために前年度当初予算比27%減で、4年ぶりに1億円を下回りました。
 震災から5年が過ぎ、被災地支援のための寄付も減少傾向にあります。しかしながら、復興は道半ばであり、今年度は前年度の7130万円には及ばないものの、奨学金事業を含め3934万円の被災者支援事業を実施します。
 被災地のコミュニティづくりでは、高齢者の孤立・孤独、移動困難といった課題が出てきています。福島の原発事故の影響もいまだ解消されず、 子育てに悩む家族も減りません。事業団はそうした課題克服のための支援活動や、被災地の未来を担う子どもや子育て世代、障害者など社会的弱者を支援する団体への助成を今年も継続します。前年度において助成を希望する団体を募ったところ、60を超える団体から応募があり、うち十数団体に助成する予定です。被災した作業所のほか、被災地の生徒の学習支援をする団体や、被爆量を気にせずに子どもたちが安心して遊べるプレイパークを運営する団体などが含まれています。
 災害対応については前年度に関東・東北豪雨など三つの災害で救援募金を実施しましたが、今年度も熊本地震で救援募金を実施しました。今後も国内外で大規模災害が起きた場合には、読売新聞社と共催で募金活動を行います。
 財政破綻した北海道夕張市に対して10年継続して助成してきた「がんばれ夕張」は今年度で終了します。残金400万円余りを同市に寄託、今後10年にわたり、図書購入費など使用してもらいます。
 また、子どもの貧困対策の強化の観点から、遺贈された5800万円を郡司ひさゑ奨学基金の積み立てに回し、児童養護施設の高校生の進学を後押しします。
 

  2016年度の主な事業費は次の通り。内訳が分かる円グラフは.こちらpdfから

【東日本大震災の被災者支援事業 3855万円】
復興支援奨学金、被災者支援団体などへの助成
 3934
【児童養護施設・母子家庭への助成1865万円】                      郡司ひさゑ奨学金、歳末プレゼントなど  1865
【視覚障害者への助成 940万円】                             アイバンク、ボランティアセンターの運営、低視覚者支援   940
【福祉文化賞など】
740万円                              
  740
【夕張(北の大地)応援事業616万円】
旧産炭地の児童や高齢者等の教育・生活支援
  616
【障害者自立支援事業600万円】
小規模作業所支援「生き生きチャレンジ」
  600
【重症心身障害児(者)施設への助成 545万円】                              読売療育賞、施設・団体や在宅重症児の支援   545
【一般助成 200万円】
障害者や福祉団体の申請・審査を通じて活動支援                        
  200
【ボランティア育成事業 190万円】                        音訳、点訳、手話の奉仕者養成   190
【PR展開経費 170万円】
機関紙、ホームページの作成など
  170
  (万円)