こどもの福祉

子ども育成支援 助成先11団体決まる(2021年08月)

 子どもたちの健全な育成を目指して支援活動をしている団体を助成する「子ども育成支援事業」の助成先11団体が決まりました。子どもの貧困が社会問題となる中で始まった助成は今年で4年目。昨年よりも38件多い63件の申請がありました。助成総額は450万円。

 助成が決まった11団体は次の通り。()内は所在地

▽つばさ会(福島県)

▽一般社団法人ちろる(福島県)

▽チャイルドラインすぎなみ(東京都)

▽NPO法人アット・ユア・ホームひよコッコ(愛知県)

▽社会福祉法人滋賀県母子福祉のぞみ会(滋賀県)

▽一般社団法人京都わかくさねっと(京都府)

▽子ども食堂~チャイルドシート~(大阪府)

▽NPO法人Giving Tree(兵庫県)

▽一般社団法人もも(香川県)

▽野津町わくわくの会(大分県)

▽居場所づくり支援事業Um=うむ(鹿児島県)

 助成する事業内容や助成額などはこちら.pdfをご覧ください。

 少女たちに居場所提供や、生理用品配付など

 若草ねっと.jpeg京都わかくさねっと(京都市)は、貧困や虐待などで孤立する少女たちに居場所を提供する「わかくさカフェ」事業を2020年6月から開催しています。居場所は府内に5か所あり、定期的にカフェをしています=写真左=。来所する少女たちには食事や飲み物、生活用品を提供するほか、昼寝が出来る個室も用意しています。事業団では行政から補助金が出ない少女たちの食事代や交通費などを助成します。事務局長の北川美里さんは、更生保護の仕事をする中で少女たちに居場所を提供する必要性を痛感して活動を始めました。「補助金だけでは資金繰りがつかなく、どうしようかと迷っていた時に、支援が決まり、大変ありがたい」と話していました。

 野津町わくわくの会(大分県臼杵市)は、新規事業として、貧困などのために生理用品が購入できない子どもたちに配付する事業に取り組みます。周囲にわからないように郵送したり、地区の学校のトイレの個室に置いたりすることを計画しており、購入費などを助成します。