被災地支援事業 / 障害者の福祉

災害から重症心身障害者を守る吸引機器を贈る(2015年04月)

 東日本大震災では、重い障害を持つ人たちも家屋の流失・倒壊などで大きな被害を受け、医療的ケアがピンチになりました。これを教訓に非常時に備えるため、読売光と愛の事業団は、「宮城県重症心身障害児(者)を守る会」に停電時でもケアができる自家発電機(カセットボンベ付き)とポータブル吸引機各5セット(総額100万円)を贈りました。

 これにより、停電しても医療的ケア(主にたんの吸引)に必要な呼吸器や吸引機の作動が確保され、命の危機を救うことができます。4年前の震災時には家庭で手動に切り替え、その場をしのぎましたが、今後は家屋が崩壊した場合も対応できます。機器は、全国重症心身障害児(者)を守る会を通じ、支部役員宅(仙台、大崎、栗原、石巻の各市)と宮城県支部(仙台市)の5か所に配備されました。
 守る会の秋元俊通会長は「停電になっても吸引機が使えるようになり、重症児者やその家族が安心して暮らすことができます」と話しています。

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 ポータブル吸引機器などを贈られた宮城県重症心身障害児(者)を守る会