支援の実績

生き生きチャレンジ 12団体に463万円助成(2026年02月)

 福祉作業所で働く人たちの自立を支援する「生き生きチャレンジ助成事業」の今年度の助成先を決定しました。前年度より25作業所少ない19作業所から応募があり、選考の結果、12作業所に総額463万円を2月下旬に支給します。売り上げ回復や維持が期待でき、雇用の維持や工賃・賃金アップにつながる設備投資に使っていただきます。

2025生き生きチャレンジ事業 助成先一覧
都道府県 作業所名
運営法人名
助成内容 助成額
単位・万円
北海道 就労継続支援AB多機能型事業所エクサート
㈱ヒューマン
札幌市で低コストで作業調整が容易なリユース事業をオンラインで開始。リユース商品出品登録作業で使用するパソコンなどを購入 49
岩手 指定障害者福祉サービス事業所
NPO法人好望・恕
盛岡市で作業所を運営。利用者の作業の種類や幅を広げるために卓上手織り機4台を購入し、製造販売 17
東京 石窯パン工房ウーノ(就労継続支援B型)
社会福祉法人ウーノ
西東京市で石窯を使ったパン工房を運営・販売。これまでのパソコンに代えて、食品表示ラベルに特化したプリンターを購入 50
石川 障がい福祉サービス事業所ゆうの丘
社会福祉法人野の花福祉会
七尾市でシイタケの原木栽培に従事。年に数回、山中の原木を安全に効率よくハウスに運ぶためのキャタピラー式運搬車を購入 50
愛知 日中支援センター禄兵衛
社会福祉法人楽笑
蒲郡市で障害者のアート力を生かした繊維製品を製造・販売。毛糸購入などのほか、販売促進のためのデザイン費用 21
京都 パッショーネ(就労継続支援B型)
NPO法人京都難病支援パッショーネ
京都市で縫製作業所を運営。主力商品であるカバンを縫うための職業用ミシンの購入。増設で作業に余裕出来れば服飾関係にも拡大 35
大阪 NPO法人ヘレンケラー自立支援センターすまいる 大阪市の盲ろう者の日中活動の場。企業側からだけでなく自ら発信できる仕事を確保するため、点字名刺作成用印刷機購入 37
大阪 就労継続支援B型事業所 たんぽぽ
一般社団法人Green
柏原市で配達専門のお好み焼き屋を運営。近隣住民からの注文に応えるために配達用電動自転車2台などを購入 40
兵庫 就労継続支援A型事業所 ネクスト
NPO法人ネクスト
多可町で不用布団を回収し、クリーニングした布団に綿を入れて座布団などの寝具を製造。古くなったコンプレッサーの買い替え 34
奈良 多機能事業所すたんどあっぷ
NPO法人らいず
天理市で一昨年から「大和三尺きゅうり」を栽培し奈良漬に加工。生産性向上のため品質表示のラベルを貼るプリンターを購入 50
和歌山 meglück出張所創(HAJIME)カフェ
社会福祉法人一麦会
紀の川市の古民家でひきこもり経験者を対象としてカフェを運営。自由に働く場所を設けるためにパソコンなどを購入 50
長崎 福祉サービス事業リンク(就労継続支援B型)
NPO法人そばのわ
長崎市で十割そばの店を運営。店で使用する箸袋なども作成しており、利用者がデザイン制作するためのパソコンなどを購入 30

▼キャタピラー式運搬車を導入 シイタケ栽培で活躍

 1P目いきいき別項写真.jpg石川県七尾市の障がい福祉サービス事業所「ゆうの丘」(本田雄志代表)は、箱折りなどの内職作業のほかクッキーの製造・販売などを行う就労継続支援B型の作業所です。中でも中心となる活動は原木からつくるシイタケ栽培で、原木を運ぶキャタピラー式運搬車の購入費の一部として50万円の助成が決まりました。

 2024年1月の能登半島地震で同事業所も建物などが被災しました。受注量の落ち込みに加え、職員が退職するなどして各生産量も減少しました。4000本以上あるシイタケの原木による栽培作業は山間地とハウスの往復を強いられる重労働です。約100メートルに及ぶ起伏のある道のりを一輪車でバランスを取りながら何度も原木を運びます=写真=。

 運搬車の導入により、運搬がスムーズになるだけでなく、人力による搬送の転倒を防止し、余剰人員を運搬からほかの作業に振り分けられるメリットがあります。本田雄志代表(81)は「地震直後は県外の福祉関係者のご厚意で大変多くの注文をいただきましたが、復旧と共に注文数は減少する見通しです。運搬車の導入でシイタケの栽培に力を入れて生産量を増やし、工賃アップにつなげたいです」と喜んでいました。

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