子ども・学生を応援したい

読売光と愛・郡司ひさゑ奨学基金

 児童養護施設や里親家庭で暮らす若者を支援対象とした給付型の奨学金事業をしています。返済の必要のない給付型です。1997年にがんで亡くなった郡司ひさゑさんの遺産をもとに、1999年から毎年10人程度の奨学生を選び、大学や短大、専門学校に進学するための授業料として年50万円(その後60万円)を助成してきました。毎年夏に来春卒業予定の高校生に施設などを通じて申請を出してもらい、提出された作文「私の将来」などを基に選考委員が決めています。国による授業料減免や生活費の補助が充実されたため、2020年度の募集からは、他の奨学金との併給を認めたうえで学習支援費として年30万円を卒業まで助成しています。奨学生には入学・卒業時のほか、半期に一度、近況を報告してもらっています。「奨学金のおかげでアルバイトばかりの生活にならず、目標に向かって勉学に励めました」などと書いてくる学生も多く、感謝されています。2022年度の募集で25回目を迎え、奨学生は270人以上になります。年々減少していく基金は、皆様のからの寄付を積み立てて継続しています。

奨学生からの入学・近況報告 奨学生からの卒業報告
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子ども育成支援事業

 子どもの貧困が大きな社会問題となる中、2018年度から、地域の子どもたちが健全な環境で育つための支援活動をしている団体に助成金を出しています。想定している活動は、無料・低額の学習支援、子ども食堂などの居場所提供、フードバンクなどの食料支援をメーンとするほか、引きこもりや不登校の子どもたちが通うフリースクールなどの運営、絵本などの読み聞かせ、児童養護施設退所後のアフターケアなどです。2019年度からは公募とし、有識者からなる選考委員会で決定しています。助成額は上限50万円で年総額500万円前後。毎年たくさんの申請があり、ニーズの高さを感じています。多くの寄付が集まれば、助成額を増やしたいと考えています。

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その他の支援

 読売巨人軍の協力を得て、児童養護施設の子どもたちや交通遺児ら毎年60~80人を東京ドームでの巨人戦の試合に招待しています。チケットを巨人軍からいただき、お弁当などを事業団が負担。プロ選手の力強いプレーが間近で見られるという機会があまりない子どもたちには大好評です。巨人軍からは、このほかにもチャリティーオークションの売り上げを寄付してもらい、都内の母子支援施設やひとり親家庭の団体に助成しています。また、坂本勇人選手からも寄付があり、都内の児童養護施設の子どもたちを東京ドームでの試合に招待しています。

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