重症心身障害児者

在宅の重症心身障害児者支援に100万円助成(2023年10月)

親の会支部の施設見学や研修会などに

 在宅の重症心身障害児者やその家族を支援する活動への助成は6年目を迎え、社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会(東京都、倉田清子理事長)から申請のあった100万円の助成を決めました。守る会と連携する親の会の8支部の活動に助成します。新型コロナウイルスの扱いがインフルエンザ並みになったことから、各支部の活動が活発になることを見込んで、助成額を倍増しました。

 各支部で取り組む事業は、京都、高知が野外活動・交流会、福島、群馬が重症児施設等見学、熊本が巡回療育相談と研修会、北海道、青森、山口が研修会です。

 ※守る会からの要望により、京都はやめ、代わりに長野、福岡両県支部に助成しました。

北海道では映画「普通に死ぬ」上映会を開催

 15万円の助成を受けた北海道支部では、8月20日、北見市内で重症心身障害児と家族の生活を追ったドキュメンタリー映画「普通に死ぬ~いのちの自立~」の上映会を開催しました。貞末麻哉子監督の講演もあり、重症児とその家族4人や福祉に携わる職員ら計67人が視聴しました。映画は在宅生活を支える家族が病に倒れた後、障害者が地域で暮らし続ける困難さや、そうした障害者の自立を支援する人たちの奮闘を描いており、家族からは「どの場面も大切で、もっと多くの方に見てもらいたい。きょうだいケアの大事さ、入所と在宅の選択肢の少なさ、親の高齢化と病気によるお世話の変化など課題は山積ですが、困った時に助けてくれる人、場所、社会の仕組みになってほしい」という感想が寄せられました。

 親の会上映会.jpg

   映画のワンシーン(マザーバード提供)

 北海道以外の7支部の助成対象となる活動内容と助成額は次の通り

京都  野外活動交流事業(USJ訪問) 15万円
高知県 コンサート・交流会 10万円
福島県 医療型短期入所等在宅重症児者のための施設・SWCあいの実(仙台市)見学 10万円
群馬県 重症児施設・あしかがの森(栃木県足利市)見学 10万円
青森県 ipad活用コミュニケーション研修会 10万円
山口県 親なき後に備えての保護者研修会 5万円
熊本県 巡回療養相談事業 15万円 障害者障害者グループホームについての保護者研修会 10万円

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