読売ボランティアセンター
読売ボランティアセンターは、事業団が運営する朗読や点訳のボランティア団体の拠点です。目の不自由な方に役立ててほしいという元女優の山路ふみ子さんの寄付をもとに1991年、東京都豊島区目白に開設されました。2グループの拠点となっており、2020年には同区南大塚のテナントビルの一室=写真=に移転しました。家賃などを事業団が負担しています。

団体の一つは「点訳サークル・ウィズ」(江上久美子代表)で、一般図書のほか、劇団のプログラムなどの逐次刊行物の点訳もしています。もう一つは、朗読グループ(香取美穂代表)で、読売カルチャー荻窪の福祉朗読講座の修了者らが、月刊「中央公論」などの定期刊行物のほか、利用者からのリクエストにも応じて録音図書(DAISY図書)を製作しています。
同センターは2002年の第51回東京都社会福祉大会で、ボランティア社会福祉協力団体として表彰されました。
2グループの活動についてのお問い合わせは同センター(電話03-5396-8965)へ。年末年始・祝日などを除く火曜~土曜の午前11時~午後3時にお受けします。
点訳グループの活動
【保育園児との交流会】
ウィズでは、廃棄される点字用紙の端紙でコマを作り、関係先に配布しています。裁断した端っこの紙を巻いてコマにして色づけしたもので、回して楽しみながら点字への理解を深め、ごみ問題を考えてもらうきっかけにもなっており、配布先に好評です。
ボランティアセンターのある大塚駅前には大きな公園があり、近くの保育園児が訪れます。ご近所というよしみで、クリスマスに併せて50個程のコマを保育園にプレゼントしました。
園児らが小さな手で互いにコマを回し合って遊ぶなど、大変な人気だったといい、年明けには園長先生から100個程度の「追加注文」を受けました。さらに園児とボランティアさん達との交流会をして頂けないかとの御要望も寄せられ、昨年7月には、ウィズのメンバー5名が訪園し園児らとともに、コマ作りに取り組みました。園児は紙をなかなか上手に巻けないなど四苦八苦でしたが、熱心に挑戦し、最後は自分だけのコマの完成に大満足。ボランティアセンターのメンバーも会話を楽しみ、交流を深めました。
朗読グループの活動
2025年度の主な活動内容は、定期録音図書の製作とご利用者様へのお届けの2本柱です。個人様からの依頼のあったDAISY図書(プライベート図書)は、読み上げる題材が昭和のものから最新のベストセラーまでとバラエティーに富んでおり、私たち読み手にとっても大変勉強になりました。
また元NHKおはよう日本のキャスターでアナウンサーの山田敦子先生の勉強会も引き続き実施しており、質の良い朗読を目指し日々研鑽を積んでいます。
その他、特別養護老人ホーム 「菊かおる園」(豊島区)へ訪問しての朗読会(すみれの会)も定期的に行いました。
2月24日に視覚障害者でフリーアナウンサーの安田知博氏をお迎えして講演会を行いました。利用者視点からのお話を伺い、とても有意義な時間となりました。
音声データの提供方法が多様化してきている今、私たちの会も新しい提供方法を考える時期に来ています。
利用者の皆様により良い方法でDAISY図書をお届け出来るよう、引き続き努力して参ります。
※朗読グルーブのホームページはこちらから
(https://ym-hikari-roudoku.jimdofree.com/)
