読売ボランティアセンターの2団体から活動報告(2025年02月)
事業団が運営する「読売ボランティアセンター」(東京都豊島区南大塚)では、事業団の助成を受け、視覚障害者支援のため、点訳と朗読の2グループが活動をしています。このほど、2団体から活動報告が届きましたので、掲載します。
【点訳サークル・ウィズ】
点訳サークル・ウィズは演劇の年間公演予定表、チラシ、プログラム等を30年以上点訳しています。中でも劇団民藝さんは障害者の演劇鑑賞に大変熱心で、チラシ、プログラムの点字版を途切れなく提供しています。
ニュースレター「民藝の仲間」新春第一号に点訳の現場を掲載して下さいました。
【朗読グループ】
2024年度は、ご利用者様へ定期録音図書の製作とお届けを中心に活動を展開しました。個別での依頼にも対応し、DAISY図書(プライベート図書)の製作や、新宿区福祉課依頼の「障害者福祉の手引令和6年」DAISY版の製作・配布用CD50枚を作成するなどしました。その他、豊島区にある特別養護老人ホーム「菊かおる園」での朗読を「すみれの会」活動として続けています=写真下=。
質の高い録音図書を製作するため、元NHKアナウンサーの山田敦子先生のもと、勉強会を毎月1回行い、スキルの向上を心がけています。
ご利用団体に利用者数やご意見・ご要望を伺うアンケートを初めて実施しました。皆様のニーズにこたえることができるように、今後の活動に役立てていきたいと思います。